@article{oai:shumei-u.repo.nii.ac.jp:00000022, author = {岸本, 久美子 and Kishimoto, Kumiko and 瀬戸口, ひとみ and Setoguchi, Hitomi and 香月, 毅史 and Katsuki, Takeshi}, issue = {1}, journal = {秀明大学看護学部紀要, Journal of Faculty of Nursing}, month = {Mar}, note = {PDF, 要 旨  目的:看護師を対象とした共感疲労と共感満足に関するこれまでの文献を検討し、今後の研究の方向性の示唆を得ることを目的とした。  方法:PubMed、医学中央雑誌 ver.5 Web 版を用いて、nurse(看護師)、compassion fatigue(共感疲労) 、compassion satisfaction(共感満足) の用語で検索した。1992 年から 2018 年 7 月までに発表された 45 文献を対象とした。  結果:量的研究が多く主に使用されていた尺度は ProQOL で、共感疲労 / 二次的外傷性ストレスは半数以上が低度から中等度、共感満足は概ね中等度であった。共感疲労と共感満足に関連する要因として、基本属性、職場環境要因、仕事関連要因、心理的要因について検討されていたが、いずれも横断的研究であり因果関係のある要因は示されていなかった。実験的研究では、共感疲労に関する認知的教育プログラム、瞑想関連プログラムによる共感疲労と共感満足への有効性が示されていた。質的研究では、共感疲労の体験の帰結として離職との関連が抽出されていた。  結論:今後の研究の方向性として、看護師の専門領域別の比較検討や個人的な心理的変数を用いた横断的研究の蓄積と縦断的研究の必要性、共感疲労と共感満足に関する知識の提供ならびに自己との対峙に基づく実験的研究の必要性が示唆された。}, pages = {1--9}, title = {看護師の共感疲労と共感満足に関する文献レビュー}, volume = {1}, year = {2019}, yomi = {キシモト, クミコ and セトグチ, ヒトミ and カツキ, タケシ} }