診療の補助技術における学生の能動的学修を促進するための教育方法の検討

稲野辺 奈緒子; 村中 陽子; 小松 妙子

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003-nkiyou20210303
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JaLC DOI	info:doi/10.34378/00000034
アイテムタイプ	紀要論文 / Departmental Bulletin Paper
言語	日本語
キーワード	診療の補助技術, 能動的学修, ポートフォリオ, 教育効果
その他（別言語等）のタイトル	シンリョウノホジョギジュツニオケルガクセイノノウドウテキガクシュウオソクシンスルタメノキョウイクホウホウノケントウ
著者	稲野辺奈緒子 / イナノベナオコ ( CiNii ID: 9000408789179 ) 村中陽子 / ムラナカヨウコ ( CiNii ID: 9000408789182 , 科研費研究者番号: 30132195 ) 小松妙子 / コマツタエコ ( CiNii ID: 9000408789208 )
抄録	要　旨　看護教育において主体的に学ぶ態度の育成は重要な課題の一つである。医療支援技術の教育においては、予習―講義・演習―復習のパターン学習を繋ぐ役割を持つ教材として、ポートフォリオを中心に Nursing Skill、iPad、事例課題を導入した。本研究は、その教育効果を評価し、今後の技術教育の質の向上を目指すことが目的である。研究協力に同意を得た学生 32 名の無記名自記式質問票を分析対象とした。その結果、ポートフォリオ作成の程度の高群（n=18）と低群（n=14）の間に、動機付けを示す ARCS-V の注意「t（30）=3.00,p<.01」、関連性「t（30）=2.50,p<.05」、意思「t（30）=2.19, p<.05」に有意差が認められた。ポートフォリオ作成の程度が高い学生はパターン学習に能動的に取り組んでおり、学習への動機付けを高めることが示唆された。今後は、ポートフォリオ作成の有用性や意義を十分に理解できるように教示方法を検討する必要がある。また、各活用教材の ARCS-V の平均値に差が見られ、高値であったのは事例課題、低値であったのは iPad であり、活用方法の検討の必要性が示唆された。
雑誌名	秀明大学看護学部紀要
巻	3
号	1
ページ	21 - 28
発行年	2021-03-31
出版者	秀明大学
ISSN	24348201
書誌レコードID	AA12910584
フォーマット	PDF

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